財務と資金の「捉える化」コンサルティングと中小企業の「集客したい」をサポートする中小企業特化型マーケティングコンサルティングを得意とするF&Mアドバイザリー株式会社の田村です。
今回のテーマは、売上げを増加させたい飲食店様に是非お読み頂きたい内容となっております。
「売上を増やしたいなら、減らして下さい。その1」
でお送りしたいと思います。
ハーフサイズの力を存分に使っていますか?
いきなり核心ですが、ポイントは「ハーフサイズ」です。
ハーフサイズってそもそも何の為にラインナップされているのでしょうか?
「お客様にとってレギュラーサイズでは多すぎるから」ですか?
唐揚げを食べたいけど、5個も食べられない・・・。
パスタもピザも食べたいけど・・・。
お肉を食べたいけど、美味しいお肉を少量で良いのに・・・。
グループで来たけど他のメンバーはお腹いっぱいみたい・・・。私はあと少し食べたいけど・・・。
お客様は、もしかすると他に食べたいのに諦めているんじゃないですか?
少なくとも「レギュラーサイズの半額しか払いたくないから」というお客様が大半を占めているとは考えにくいですよね?
・お客様に様々な料理を楽しんで頂くための「ハーフサイズ」です。
・料金を半額にして欲しい訳ではないはず。
この二つがお客様単価アップに繋がるヒントですよね。
仮に、レギュラーサイズで腹八分になってしまうフードがあったとします。すると、お客様は残り2割のお腹の余裕が有りながらも別のフードは注文できません。
このお店にハーフサイズのフードが有ればどうでしょうか?
お客様はハーフサイズのフードを2種類注文できますね。
レギュラーサイズが1,000円のフードを、ハーフサイズにして600円で提供することで、売上げは1.2倍以上になるかも知れません。
こういうテストは、絶対に行うべきですよね。
お客様も満足、お店もハッピーになれる可能性があるのですから。
売上げを増やしたいなら、減らして下さい。のまとめ
売上げを増やしたいなら、フードの提供量を減らしたメニューを用意して下さい。
ただ、「利益率が上がるから」という思いではお客様は離れますよ。
「お客さまにとって、多くのメニューを楽しんで頂けるから」という思いが最重要です。
お店のあらゆる「改善」の枕詞は、「お客様にとってプラスなのか?」です。
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財務コンサルタント、中小企業特化型マーケティングコンサルタントとして大切にしている考え方をご紹介させて頂きました。
拙著である「お隣よろしいですか?」の3シリーズでは、そのことを核にして書き上げました。よろしければ、是非お手に取ってやって下さい。