昨今、都心のマンションがバブル期並みの高騰や、暗号通貨(仮想通貨)の大暴騰と大暴落がニュースを賑わせていますが、今回のテーマは、「黒字経営を続けたい経営者が絶対に投資すべきたった1つの案件」です。

 

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コンサルタントが奨める「たった1つの投資先」とは?

私、田村が代表コンサルタントを務めておりますF&Mアドバイザリー株式会社は、財務と資金の「捉える化」コンサルティングと中小企業の「集客したい」をサポートする中小企業特化型マーケティングコンサルティングを得意としております。

そういった立場でありながら・・・と言うよりは、そういった立場だからこそ経営者の方へお奨めしたい投資先があるのです。

 

黒字経営を続けたい経営者の皆様に絶対に投資して頂きたい案件は・・・。

 

「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」です。

 

不動産案件や、金融商品のご紹介ではありません。

もちろん、時価変動による利益獲得を否定するつもりは毛頭ございません。

しかしながら、時価変動による利益獲得案件は、当該案件の専門家の方に頼るべき案件であり、私から「黒字経営を続けたい経営者の方」へお奨めする案件ではありません。

財務とマーケティングの専門家である私が唯一お奨めす出来る投資先は、「本業の安定に資するもの」なのです。

では次に、私が「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」への投資をお奨めしてる理由を御紹介します。

 

投機と投資の違いとは?

「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」は、コストを掛けたとしても即座に効果が現れないかも知れません。

コストを掛けてから半年間、中には数年間は成果が出ないものも多くあります。

ですが、「他者にコントロールされる」ということは起こりえません

需要と供給のバランスをコントロール出来るほどのインパクトを持っている場合を除き、「投機」は他者との関係でしかありません。

 

そういった意味で、「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」に対する資金投入は、極端な表現ではありますが、「最後に手を出した人が泣きを見る」という「投機」とは決定的に異なります。

 

「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」とは?

それでは、「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」とは何なのでしょうか?

「自社の未来の顧客を作り続ける仕組み」とは、

「自社のマーケティングプラン」

換言すれば、「利益計画と資金計画を達成していく試行錯誤の仕組み」です。

 

どうすれば顧客の反応が得られるのか?

どうすれば利益率を改善できるのか?

どうすれば資金は貯まるのか?

どうすれば組織は存続できるのか?

これらの問いに、自社の解答を見つけ出していく行動が「試行錯誤」です。

世界中のどの図書館にも御社に対する完全な解答が書かれた書物はありません。

 

問題設定をし、仮説を立て、その課程で似たような事例が在れば検討に加え、解決策と思われる行動を実施し、結果を測定する。

 

この繰り返しでしか、本当の御社の解決策は見つかりません。

 

問題設定や仮説立案を行わないまま、広告面や生産改善面で他者事例を導入するから、失敗するのです。

 

結果を測定して、問題設定に結びつけないから、失敗を続けるのです。

 

それでは何故、多くの企業で問題設定や仮説立案、結果測定が出来ないのでしょうか?

それは、「問題設定・仮説立案・結果測定」を完遂する「自社の未来の顧客を作り続ける」という仕組み作りには、時間とコストが掛かるからです。

いつ回収出来るかも分からない事柄に対する支出は、優先順位の低い投資になっているのです。

 

 

短期間で爆発的な利益をもたらすかも知れない「投機」

時間は掛かるものの、将来かならず自社を強くする「投資」

 

 

個人の資金であれば、もちろん、自由です。

ですが、これは組織の資金の投資先の話です。

 

 

社長、どちらに会社の資金を投入しましょうか?

 

問われているのは、タイミングやセンスでは無く、考え方だと思います。

 

 

 

最後までお読み頂きましてありがとうございます。

 

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財務コンサルタント、中小企業特化型マーケティングコンサルタントとして大切にしている考え方をご紹介させて頂きました。

拙著である「お隣よろしいですか?」の3シリーズでは、そのことを核にして書き上げました。よろしければ、是非お手に取ってやって下さい。

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部下の方々とのコミュニケーションで使って頂きたいラインスタンプも作ってみました。

 

よろしければ、是非m(_ _)m