足が満ち足りるから…。

売上　＝　お客様からの『ありがとう』
だとすれば、
売上を伸ばすことは、
お客様からの『ありがとう』を増やすこと。
最近、マーケティングコンサルの現場で、
集客サイトやアプリの話題が多い。
関東や関西の飽和した市場から、
岡山や広島に営業範囲が移ってきている感はあります。
集客サイトに依存した営業は、
それに替わるモノが無い程の存在に感じてしまい、
リピーターの増えない値引き集客に依存した結果、
徐々に企業体力を削がれ、気付けば…。
『○○（集客サイト名）倒産』に警鐘を鳴らすセミナーが
事業組合主催で行われることも増えました。
“リピーターが無いとキツい”は、
誰もが感じるところとなったのでしょうか。
『お客様と気軽に関係構築出来ます！』系のアプリも出てきています…。
狙いは、すごく良いと思うのですが、
盲点が…。
その方法、お店のAランクの客層にマッチします？？
『アプリ入れてタッチして下さい』って、
気兼ねなく言える年齢層や雰囲気の客層がAランクの事業って、
かなり限られませんか？？
サイトやアプリは素晴らしいと思いますが、
それ自体では継続しないのです。
点ではなく、線や面のマーケティングを意識した上で使わないと…。
マーケティングって、カタカナですけど、
もっと泥臭いものだと思っています。
特に、中小企業がやるべきマーケティングは、
人間くさくて、面倒で、アナログな程、
良いんです。
歯の治療を終えて帰った後、
『今日はお酒飲まずに寝てねー』って
院長から電話が来たら。
馴染みの居酒屋に後輩を連れて行った翌日
女将から『ありがとう』って葉書が来たら。
最近ご無沙汰な飲食店から、
『△△が旬です！○○さんに召し上がって頂きたいです。』
って手紙が来たら。
もうそれだけで、また寄っちゃいますよ。
自分の大事な人にも安心して紹介できます。
余談ですが、
足を使って訪ねることで、相手と直接触れ合う。
足が満ち足りる（相手としっかり繋がる)から、
『満足』なんだと教わりました。
面倒なことを、楽(ラク)には出来ませんが、
『仕組み化』するのが私の仕事です。
お客様には、
私と一緒に面倒を『楽しんで』欲しいと思っています。
以上、久々に更新した田村でした。