周りの企業や組織が成長をしている中で、現状維持をするためにも最早成長は不可欠となっています。
時代や外部要因の助けられ、特に工夫せずとも成長している場合は特に気になりませんが、一度安定してしまうと意識しても困難なものが「成長」です。
「組織を成長させたい」とお考えの経営者の方はもちろん、組織の成長を「加速させる」という観点が気になる経営者の方に是非お読み頂ければ幸いです。
成長を加速させるための2つの方法
成長を加速させるには、たった2つの方法しかありません。
今回は組織の成長を加速させる2つの方法をご紹介したいと思います。
とても簡単な方法ですので、是非お試し頂きたいと思います。
「取り掛かる」をとにかく意識する
成長を加速させるために最も不要なものは、実は「決意」です。
綿密な計画を否定するつもりは全くありません。
むしろ、計画を作らないことを恐れるべきだと考えています。
では、何故「決意」が不要なのか・・・ということなのですが、
私が不要だと申している「決意」とは、「明日からやろう」という未来への決意です。
年末に立てる「来年はこうしよう」という決意が崩壊した経験は誰もがあると思います。
・・・かく言う私も、「早朝に走ろう」という鉄より固い決意は寒波に負けました。
話を戻します。
「今日から少しでも取掛かろう」という決意以外は、不要な決意になる可能性が高いということです。
明日から本格的に環境整備に取掛かるのであれば、今日帰宅前に机の上を整理してみて下さい。
PDCAが上手く回らない原因は、最初の一回転が恐ろしく重たいからなのです。
重たいPDCAサイクルは一度回れば慣性の法則や遠心力が働き、加速していきます。
年に一回転のPDCAより、月に一回転のPDCA、週に一回転のPDCAの方が成長は加速します。
PDCAを回すコツは別記事にございますので、そちらをご覧下さい。
そのために、少しでも良いので今から取掛かるのです。
アウトプット出来るパートナーを創る
これが二つ目の成長を加速させる方法です。
成長を加速させる場合は、自身の考えをアウトプットする相手を選んで下さい。
これは、「背中を押してくれる相手を選んで下さい」ということではありません。
もちろん、「ブレーキ役の相手を選んで下さい」ということでもありません。
ご自身のビジョンと数字を理解している相手をパートナーに選んで頂きたいのです。
経営成績は数字でしか測れません。
決算書は数字でしか表現されません。
組織経営における成長は、利益と資金で担保されるべきなのです。
(注:従業員の満足度や、健康は当然に大切です。大切ですが、これは「成長」で得るべき要素ではなく根本的に目指すべき「基本」と考えておりますので、本記事の「成長」という概念からは除外しております。)
ビジョンだけでは資金が回りません。
数字だけでは人は動きません。
アウトプットする相手は正しいでしょうか?
成長を加速させるたった2つの方法 まとめ
いかがでしたでしょうか?
成長を加速させるたった2つの方法とは、「取り掛かり」を大切にすることとビジョンと数字を理解しているパートナーにアウトプットすることでした。
財務と資金の「捉える化」コンサルティングと中小企業の「集客したい」をサポートする中小企業特化型マーケティングコンサルティングを得意とするF&Mアドバイザリー株式会社の田村がお送り致しました。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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