財務と資金の「捉える化」コンサルティングと中小企業の「集客したい」をサポートする中小企業特化型マーケティングコンサルティングを得意とするF＆Mアドバイザリー株式会社の田村です。

今回のテーマは、売上げを増加させたい飲食店様に是非お読み頂きたい内容となっております。

「売上を増やしたいなら、減らして下さい。その２」

でお送りしたいと思います。

売上げを増やしたいなら、席数を減らしてください。

今回もいきなり核心です。

飲食店の売上げ予測って、「席数×単価×回転率」という算式で行いますよね？

掛け算の続く算式ですから、当然「席数」「単価」「回転率」という一つ一つの要素を高めていきたくなる訳です・・・。

それぞれの要素の増減が掛け算で影響し合うわけですから絶対に下げたくないというのも分かります。

ですが、ここで、逆転の発想や柔軟な発想を戦略に採り入れることが大切です。

「席数」を減らすことで、それを補って余り有る「単価」の増加を狙えないでしょうか？

席数を減らす代わりに、増やして頂きたいもの

席数を減らすだけで自動的にお客様単価が上がるなら良いのですが、それほど甘くはありませんよね。

ですので、席数を減らす代わりに、増やして頂きたいものが２つあるのです。

席数を減らす代わりに増やして頂きたいものの１つは、こちらです。

「お客様へのお声掛け」

席数を減らす狙いは、お客様に「ゆったりと過ごして頂くことで、フードやドリンクを存分に楽しんで頂く」ということが狙いです。

その狙いに沿って、お客様への目配りやお声掛けを徹底して頂きたいのです。

「今日のオススメはこちらです！今の時期は旬ですので他の時期にも増して、とっても美味しいですよ！」

この一言から接客は始まります。

食事が一段落しそうなタイミングで「デザートはいかがでしょうか？」

これらの一言をしっかりと全スタッフが粛々と実践することで、客単価の増加は成し得ます。

繁盛店と１０年以内に潰れるお店の違いは、「当たり前の事」を「全員」で「完全」に「実行している」ということです。

（繁盛店と１０年以内で潰れるお店との違いを詳しく書いた記事はコチラです。）

席数を減らす代わりに増やして頂きたいものの２つ目は、こちらです。

「ハーフサイズのメニューのラインナップ」

ハーフサイズのメニューが存在することで、売上高は加速的に増加する可能性があります。その理由や詳細は「売上を増やしたいなら、減らして下さい。その１」で書いておりますので、そちらをご覧下さい。