事業をされている方であっても、自宅や会社に毎日のように届くダイレクトメールに辟易してしまうことも多いと思います。
マーケティングの仕事をしている私自身、中には、ほとんど目を通さずに処分してしまうダイレクトメールもあります。
広告の反応率が数%(時には0.数%ということも)と言われていますが、それはあくまでも平均値です。
そして、その平均値は圧倒的に売れない広告が引き下げているということを踏まえて頂きたいのです。
そこで今日は、「売れない広告」が「売れる広告」になる たった1つの工夫でお送りしたいと思います。
「売れない広告」が伝えていること
売れない広告は、「退屈なカタログ」になってしまっていることがほとんどです。
新発売のA製品は、従来比10%も静粛性がアップ!
電気代も5%低減できました!!
この案内を読んだ場合、多くの人はこう反応してしまいます。
・・・「ふーん。なるほど。」・・・と。
これが「売れない広告」です。
もちろんどのような広告でも一定数の反応は得られます。
だからこそ、「より多くの人に届ける」ということが価値になるわけです。
大半が反応されないと分かっていながら、そこにコストを掛けることは無駄でしかありません。
それでは、この案内はどうでしょうか?
新発売のA製品は、従来比10%も静粛性がアップ!
お子様のお昼寝中や、遅い時間帯でも安心して使用できます!
さらに、電気代も5%低減できました!!
これが「売れる広告」です。
違いはたった一つです。
「購入した人がメリットをイメージできる」ということだけなのです。
「売れる広告」にするためのたった一つの工夫
売れる広告にするためには、「相手にメリットをイメージさせることが出来るか」ということにフォーカスして下さい。
それが「売れる広告」に必要な工夫です。
「静粛性」は「特徴」です。
「子供のお昼寝中でも安心して使用できる」は「メリット」です。
「遅い時間帯でも使用できる」は「メリット」です。
次回は、「売れる広告」の効果をさらに高めるための「順序」について書いてみたいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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財務コンサルタント、中小企業特化型マーケティングコンサルタントとして大切にしている考え方をご紹介させて頂きました。
拙著である「お隣よろしいですか?」の3シリーズでは、そのことを核にして書き上げました。よろしければ、是非お手に取ってやって下さい。