こんにちは。中小企業の数字と資金の「捉える化」コンサルタント F&Mアドバイザリーの田村です。
今回のテーマは「決算書アレルギーの処方箋」です。
スポンサーリンク決算整理特有の事象が起きることが原因
決算書アレルギーの原因は複数有りますが、「普段から数字に触れている経営者の方」であっても、決算書アレルギーになってしまう恐ろしい原因をご紹介させて頂きます。
それは・・・「決算整理」です。
この決算整理、在庫の反映や発生主義の徹底など、会計ルール上では特別なものではなく、むしろ当然の処理です。
では、何故この「決算整理」が決算書アレルギーの原因になるのかと言いますと、
「経営者が予期していない事柄になることが多いから」です。
もっと正確に表現すれば、
決算整理として処理されてしまうことにより、数字が変動してしまう
ということです。
最終月の試算表をみてイメージしていた着地点と違う・・・。
在庫の入れ替え・・・それはそうだが・・・言っといてくれよ。
ただ、これだけのことですが、イヤなストレスです。
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事前に手を打てる部分は、実はかなり多い
この決算整理、事前に出来ることって、かなり多いんです。
在庫は、試算表上でも毎月入れ替える。
実地棚卸しが困難であれば、想定棚卸しでも入れ替える。
毎月、発生主義で経費を捉える。
減価償却を、月々の財務数値に反映する。
・・・・etc…
出来ることは、かなり多いですよね?
顧問の会計事務所の先生にご相談ください。
きっと一瞬で解決してくださるはずです。
まとめ
財務コンサルタントとして大切にしている考え方をご紹介させて頂きました。
拙著である「お隣よろしいですか?」の3シリーズでは、そのことを核にして書き上げました。よろしければ、是非お手に取ってやって下さい。
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