財務と資金の「捉える化」コンサルティングと中小企業の「集客したい」をサポートする中小企業特化型マーケティングコンサルティングを得意とするF&Mアドバイザリー株式会社の田村です。
今日のテーマは「売上げを増やさないための方法」です。
売上げを増やさないための方法をご紹介致します。この方法をやめるだけで、売上げを増やすことにつながると思います。
考えている人は、多い。でも本気で取り組む人は、ほぼ居ない。
「売上げを増やしたい」と考えている人は、多いです。
ですが、「売上げを増やすため」に本気で取り組んでいる人は、ほぼ居ません。
これが実情なのです。
極端な表現ですが、本気で取り組む人は、追加でお金を掛けなくても、売上げを増やすことは十分に可能です。
本気で取り組まない人は、誰に・何に・いくら払っても、売上げは思ったより増えません。
このことは、間違いなさそうです。
「本気で取り組む」とはどういうことなのか?
売上げを増やすことに本気で取り組むとは、どういうことなのでしょうか?
まず、オーナーが率先する
これが何より大切です。学生アルバイトやパートの方に押しつけてばかりでは、進みません。
「役割分担」という言葉に逃げていませんか??誰のお店なのですか??
率先した後に、仕事を任せるのなら、「目を離すな。手を離せ。」です。
自身の過去や周囲の店舗と比較しない
売上げを増やすための行動を策定する際には、様々な視点が必要です。競合他社や自身の経験も十分に行動計画策定の際には検討すべき内容です。
・・・ですが、それは行動を計画するときまでの話です。
一度決まった行動は、とにかくやり切りましょう。
「着ぐるみなんて他のお店では着ていないし・・・」
「今まで手書きのDMなんか出したことないし・・・」
「お礼状まで書くのはやり過ぎじゃない・・・?」
「オススメを伝え忘れたけど・・・まぁいいか・・・」
売上げが増えないお店は、何ひとつ最後までやり切りません。
キツイ言葉ですが「だから現状なのです。」
地味な手段を軽視する
売上げの増えないお店は、地味な手段を軽視します。
新商品を扱うだけで・・・・Webに載せるだけで・・・・「いいね」をタップするだけで・・・売上げが自動的に増えるとどこかで考えています。
売上げを増やしているお店は、
新メニューをスタッフ全員が必ずアピールします。
Webに載せる前や載せた後に、必ずPOPや言葉で告知します。
Webを新規顧客の入り口にしても、リピーターは自分たちで造ります。
売上げを増やすことができないお店は、
必ず「出来る限りやっている」と言います。
必ず「値下げ合戦が続く業界だから」と言います。
出来ることが目の前にゴロゴロしているのに、ほとんど関心を示さず、新しい何か・爆発力のある何かを常に探しています。
お客様を無視していませんか?
根本的ですが、お客様が「何を欲している誰なのか」ということを忘れてしまっているということはありませんか?
・「子供用の〇〇」を置いている店と、「親御さんが安心できる子供用の〇〇」を扱っているお店は競合店でしょうか?
・「オシャレなお店」と「〇〇のシーンで最適な雰囲気のお店」は競合店でしょうか?
・「ジュエリー」を付けるのは女性が多いですが・・・。
・合コンにも接待にも最適なお店・・・?
コンセプトとターゲットが、グラグラしていませんか?
お客様が離れていったのではありません。貴方の目がお客様から離れているのです。
売上げを本気で増やしたい方へ
思いが強すぎて、ここまで、強い言葉を使ってしまいました。
ですが、それも「本気で取り組めば売上げは必ず増やせる」という確信や経験があるからです。
しっかりと仮説を立てて、小さなことにも本気で取り組む。そして、改善する。
是非、本気で試してみて頂きたいです。
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財務コンサルタント、中小企業特化型マーケティングコンサルタントとして大切にしている考え方をご紹介させて頂きました。
拙著である「お隣よろしいですか?」の3シリーズでは、そのことを核にして書き上げました。よろしければ、是非お手に取ってやって下さい。