財務と資金の「捉える化」コンサルティングと中小企業の「集客したい」をサポートする中小企業特化型マーケティングコンサルティングを得意とするF&Mアドバイザリー株式会社の田村です。
今回のテーマは、営業をラクにするただ一つの発想方法です。
営業が苦手な方が抱く「営業」のイメージ
「営業」と聞くと、少しイメージが良くないという方も多いのではないでしょうか?
特に、「訪問販売」や「電話での投資話」など、ご自身が営業を受ける側として体験した苦い経験や煩わしい経験が、その根底にあるように思います。
かく言う私も、見慣れない番号からの着信に出てしまい(仕事柄、もしやお客様から??という思いもあり・・・(>_<))長々と投資話を持ちかけられることも少なくありません。
そのため、いざ自分自身が相手に営業を行う側になった時、意識していなくともこう思ってしまう部分があるのです。
「自分(自社)の都合で相手の時間を取るのは、申し訳ない。」
「相手はきっと面倒だと思っているんじゃ無いだろうか」
・・・と。
そういうネガティブな発想は、営業成績にジワジワと影響を及ぼしてしまうのです・・・。
そこで、オススメしたい発想の転換方法をご紹介させて頂きます。
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「売る」のではなく、「買う手伝い」をする
お客様に対して、「売る」のではなく、お客様の「買う」という行為を「お手伝いする」というように捉えて下さい。
「買う」という行為をサポートするために、「営業」は存在しているのです。
この考え方を採り入れると、「営業」の主語・立ち位置が180度入れ替わります。
「売る」というのは、こちら側の主語です。
「買う」というのは、お客様が主語です。
発想が変われば、行動が必ず変わります。
営業をセールスではなくマーケティングと捉えるという考え方
「マーケティングはセールスを不要にする」
ピータードラッカーの言葉です。
「売る」という行為を「マーケティング」へ捉え直す方法は簡単です。
顧客の立場で、顧客の心理で、段階をおって購入に至る関係作りを仕組み化すれば良いのです。
「顧客は今、どんな気持ちだろう?」
「顧客は今、何を知りたいのだろう?」
「顧客のリスクとは何だろう?」
「顧客のリスクを取り外せないだろうか?」
この自問自答がキモになってきます。
営業が苦手なあなたへオススメしたいたった一つの発想 まとめ
いかがでしたでしょうか?
営業が苦手なあなたにオススメしたいたった一つの発想は、
「買う手伝いをする」と考えることでした。
この発想の転換方法が出来た後に行うべき、「買う手伝い」における効果的な提案は・・・?
これを次回のテーマにしたいと思います。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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財務コンサルタント、中小企業特化型マーケティングコンサルタントとして大切にしている考え方をご紹介させて頂きました。
拙著である「お隣よろしいですか?」の3シリーズでは、そのことを核にして書き上げました。よろしければ、是非お手に取ってやって下さい。